ノーリードで名古屋を歩くポメラニアン

実家に帰った時の話。

お父様の凄さを感じた会話。


僕「どうしてリード付けずにいつも散歩してるの?怖くないの?」


父「誰だって自由がいいじゃん」

僕「まぁ、、笑

でも車道に飛び出したりとかあり得るし、そのリスクは?」


父「それはある。最初は気が気じゃなかった」


僕「だよね、

でもやったんだ笑」


父「犬も人間と同じ。

世の中に出てるしつけの本とか買ってみたけどあんなのはクズだ。犬をバカにしてる。」


僕「というと?」


父「簡単だ。

リードで首を無理矢理引っ張られたらお前はどう思う?」


僕「痛いし苦しい」


父「そうだ。そんな事をする人についていきたいか?」


僕「なるほど」

父「本にはそれをしろと書いてあったが、そんなのはしつけじゃない。

3秒で捨てたわ。

たった10年ちょっとの人生だろ、その10年は最高に楽しく生きて欲しいじゃんか。」


僕「しつけの本って服従させる方法って感じだもんね。」


父「そうだ。それは家族にする事じゃない。」


僕「そのしつけ方法、、というかペット論を本か何かで残そうよ、絶対誰かの役に立つと思う!」

父「それはめんどい」


僕「ぬぅ〜」


こうして価値あるコンテンツは生まれては消えていくのかな、、、

なんてもったいない!!!

だから今から聞き出せた範囲でここに書きます!笑


ノーリードでおとなしく散歩してると、通りすがりの人達から称賛される事もある代わりに、変なイチャモンを付けてくる人も多いらしい。


嫉妬からか「俺の犬は噛むからお前の犬も噛むだろ!リード付ろ!」みたいなあり得ない理由で絡んでくる人もかなりいるらしい。


日本でノーリードで散歩し続けるには、毎日それをぶちのめすくらいのパワーが必要だったりするようです。


リード着用必須な場も増えてるから、自由に遊ばせてやれる場が限られてくるとも言ってた。


自由に生きるのも大変そうだ。


でも、この子はよく笑う。


毎日凄く楽しそうに生きてる。


親父はどんなに忙しくても自分で散歩に連れていき、毎週毛をカットをして、シャンプーもして、エサも買いに行く。


「愛情を注ぎまくれ。犬はちゃんと答えてくれる。」


この言葉に父のしつけの全てが詰まってるのだと感じた。


「俺はこの子と共に散歩する事で、犬の可能性を色々な人に見て欲しい。

ノーリードでも歩道をちゃんと歩ける。信号で止まれる。吠えない。噛まない。走らない。

ちゃんと愛情を注げばここまでなれるんだから。」

愛情のない親の子供は非行に走るだろう。それと同じ。ペットも吠えたり噛んだりと非行に走る。


愛情がなきゃいくらしつけの本を買おうがそのペットは非行に走る。意味がない。


この親父の考え方が広まったら、そういう非行に走るペットも減る気がする。


捨てられるペットも減る気がする。


、、減るといいなと思った。


いつか日本の全ての犬がノーリードで平和に歩ける日がくる事を願って、

今日も名古屋の街をこの子と親父はノーリードで歩く。

かんとりーまーむ

まーむ=僕 の作る かんとりー=街

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