俺はお前を撃たねぇ〜

「話を聞きてくれない。言うことを聞いてくれない。」

その理由の一つとして「恐怖」というものがあります。


人間の感情の一つですね。


恐怖を避けたい。

怖いものを避けたい。

怪我するものを避けたい。


こういう危険回避の本能が人にはあります。


この本能が出来上がった背景を少し紹介しましょうか。

それはこれまで人間が生まれた原始時代まで遡ります。


太古の昔から食物連鎖で地球は回っています。

つまり危険を察知して回避できる能力がある種が生き残ってきたのです。


目の前にライオンが現れたら、逃げた人の方が生き残るのです。

「あ!あんなところにライオンがいる!怖い!見つからないように移動しよう〜」

という人は生き残って

「あ!あんなところにライオンがいる!倒して食べようかな!」

という人は死ぬ確率が高かったのです。


恐怖や危険を感じる事が出来るから、回避できるのです。

そしてこれは反射反応的に発動します。


怖い!と感じたら

逃げる!と反射的に繋がっています。


DVなどで暴力を受けている人が、外に出て助けを求めようとしても、

本音が言えない事があるのは、

それがバレた時により大きな暴力を受けるのを恐れる恐怖が原因だったりしますよね。


恐怖=逃げる

なのです。

(この方程式大事!)


恐怖の対象が仮に僕だった場合、

僕が投げかける言葉は、相手には包丁にしか見えていない。ということなのです。


相手は攻撃を避けようと必死にあがく。

だから対話をする前に、対話を出来る状態するのがとても大事。


相手が言葉を発しやすい状態を作ってあげる。

まず対話をする前に必要なのは、、、、


俺はお前を打たねぇ

という意思表示。


相手は安心感を得たら喋ってくれます。

安心してなきゃ本当の言葉は喋ってくれません。


よく会社で新入社員が「分かった」と言ったのに全く分かってなかった、

という事例がありますが、

緊張して反射的に「分かった」と発しているパターンが僕は見ていてとても多い。(経験的にも)


相手の声は緊張していないか?

相手の体は硬直していないか?

(➡️相手の緊張状態を観察する方法はこちらを参照ください)


安心感。

俺は決してお前を打たねぇ〜

かんとりーまーむ

まーむ=僕 の作る かんとりー=街

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