2015年7月26日/ローザ薔薇館フラワーサロンジュリエンヌ

2015年7月26日に書いた日記です。

記事がどっこかにいってしまっていたので、再アップします。


たぶんメンタル病んだ時に勢いで消してしまったのかも笑
1番大事な記事なのに。


でも僕の記事はブログから消しても、全部ハードディスクに残してあるのでいつでも復元できるのです👍


ここから↓

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昨日は人生初のピアノ演奏でした。


10年分の妄想が現実になった日。

まさか自分にこんな日が来るとは思ってなかった。


僕は小さいころからクラシックが好きで

小学校や中学校の音楽の時間にクラシックが流れると嬉しかった。


何より一番好きな音は、ピアノの音。

ピアノ自体はこの頃から好きだったなー。


でもピアノを弾こうなんて全く思わなくて、

・なんであんなに複雑に指動くの!?

・なんでそんなに早くキーを押せるの!?

・なんで楽譜読めるの!?

僕からしたらピアノを弾ける人はすごすぎて理解不能な宇宙人でした。


その後、大学1年生のころ(多分18歳くらい)にXJAPANのyoshikiさんのピアノに魅了されて

それから毎日XJAPANの曲だけを聞いて過ごしていました。


「自分もこの人みたいに弾けたらいいなー」という妄想はこの時から。

もう壊れちゃったんだけど、iPodに入っている曲の再生回数が、

他のアーティストの曲は平均1曲5回とかなのにXJAPANの曲だけ1000回とか1500回とかだったのを覚えてる。


本当に毎日毎日XJAPANの曲ばかり聴いて、

yoshikiさんの演奏動画ばかり見てたなー。


それは今も変わってないんですが。



そして社会人になって、

時代はリーマンショック。


仕事があんまり無いので、毎日定時で帰っていた。

だからお金もあんまりなくて、yoshikiさんの動画を見ながら部屋で時間を持て余していた。


「ピアノを自分でも弾いてみたいなー」と思うようになってきて、

軽い一歩を踏み出してみた。


長年積み重ねてきた妄想の力でついに一歩突き動かされた。という感じ。


買ったのは激安のロールピアノ。

布みたいな鍵盤がついて、クルクルと巻いてコンパクトに小さくまとめる事ができる便利なピアノ。


それを選んだ理由は、

いつ挫折しても簡単に捨てられるから。


それと同時にXJAPANのバラードコレクションという楽譜を買ってみた。

初期投資は1万円。激安。

「途中でやめても全然痛くない」今思えばこの心の軽さが良かった気がする。


初めてピアノのキーを押した時、

それだけで楽しかったのを覚えている。


それから右手でforever loveを単音だけで弾いてみて、

さらに楽しくなり、

左手をほんの少しだけ使い始めて、

さらに楽しくなり、

左手が難しく感じ、もっと簡単に出来ないか?と考えていたら

コードの存在を知り、

さらに楽しくなり、、、、

という感じでひたすらに楽しいが続いた。


それから1年くらい経って、

ロールピアノの少ない鍵盤数では演奏に限界を感じていた時に、、

ロールピアノが壊れた。


壊れるの早っ!

すぐに10万円くらいで電子ピアノを買った。


それから色々な曲を覚えていって、

途中2年くらい仕事が忙しくなりやらない期間があって、

去年またピアノを再開。


そんな時、お花教室に初めて行った時、先生の部屋にピアノが置いてあった。


「僕少しピアノやってますよf^^;」

そこでXJAPANのforever loveを弾かせてもらって、

褒めてもらって少し自信がついて。

今回のイベントに誘ってもらえた。


それが今年の5月か6月のこと。


それから毎日ピアノを弾いた。


先生のお花がひきたつ選曲は何がいいかな?

曲順はどうしようかな?

その時間はすごく楽しかった。


先生がお花を生けているデモンストレーション中にピアノを弾くのが僕の役目でした^^


選曲の参考にしたのは去年行ったyoshiki classical world tourの最終公演。


僕がお花をやっていて感じるのは「優しさ、癒し」だった。

それと同じ感覚をあのコンサートでも感じたのを思い出した。

だから選曲の流れはあのコンサートを参考にして

始まりは「forever love」

次に「アメジスト」

「紅」で切なく落としてからの

「戦場のメリークリスマス」ですこし壮絶に。

優しく癒されるような「without you」

最後は愛地球博のテーマ曲「I'll be your love」で楽しげに。


全部XJapanにはせずに、世間でよく知られている曲をなるべくかき集めて、

曲と曲のつなぎ目は自分でアレンジして1つ1つの曲の間は開けずに、

6曲というより全体で1つの曲、物語。という感じに仕上げてみた。


先生が生けるお花が出来上がって行く過程を物語のように表現したかった。


本番と同じ流れが出来上がった時、

個人的に、いいじゃん!と思った(自画自賛)

本番は思った以上に緊張して、

自己紹介の時が緊張がすごかった汗


もう少し何か喋ることをしっかり考えておけばよかった。

でもピアノを弾き始めたらだんだん落ち着いていって、体は勝手に動いていった。


終わった後、

良かったです。感動しました。と言ってくれた人までいて本当にビックリて嬉しくて、安心した。


会場のお店にはたくさんの生徒さんの作品があって、カメラマンを担当した友達などがいて。

たくさんの人が参加しているイベントでいいなーと思った。

背中があったかくなった。


僕がお花をやっていると優しい気持ちになる気がします。

僕がフラワーアレンジをやってて個人的に感じるのは、

1つ1つのバラバラなお花が、

それぞれの個性が引き立つような配置にすることで仲良く1つの箱で共存し始めていく。


出来上がった時に思うのは「平和だー」という感覚。

個性を潰し合うのではなく共存する道を頑張って探してその場にいる。そんな感じ。


この1ヶ月間くらいピアノと向き合ってきて、

僕は音楽も同じだなと思いました。


1つ1つの音はバラバラだけど、

うまく和音として適切にキーを押してあげるとそれぞれの音が仲良く調和します。


調和、、、、和、、、和?、、足し算、、、

ふと、日本の和の精神や大和魂って実のところ本質はそういう優しいものなのかもしれない。と少し思ったり。


お花が出来上がっていく過程をピアノを弾きながら視界の端っこで見ていたら

弾きながら嬉しくなってニヤけてしまった。


その瞬間ミスったけど( ゚д゚)

気づかれないように誤魔化した汗

まだまだだなぁー


途中から曲に入り込んだから、気づいたらデモンストレーションは終わっていたけど。


ここ1ヶ月はFacebookに動画をちょくちょくアップして、

思ったより多くの再生回数があったり

コメントで「上手い!」とか「すごい!」とか書いてもらったり

いいねを押してもらったりして

本番へ自信になりました。

本当にありがとうございます。


また何かお手伝い出来る事があればやりたいなーと思いました。

その時はまた動画をアップし始めるかもしれません^^;


昨日は本当に癒されました(o^^o)


個展はあと一週間展示してるみたいなので、

展示してるカフェでご飯ついでに

よかったら見てみてください。


僕の作品もあります。

変なタイトルなのですぐ分かるかも笑


最後まで読んでいただきありがとうございました^ ^

かんとりーまーむ

まーむ=僕 の作る かんとりー=街

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